ドネーションについて

about donation

 HERPのセッションの一部は、2021年よりドネーションにさせていただきます。
ドネーションは寄付と訳されます。日本ではあまり、馴染みがありませんが、慣れていけば、きっと気に入っていただけると思います。

 ネイティブアメリカンにはギブアウェイという概念があります。自分の一番大切なものを、相手に差し出す風習で、今でも日常の中でまだ残っています。それは本当に気持ちの良いほどで、出し惜しみなく愛を差し出します。彼らには、聖なる生命の輪の中で、与えたものは必ず自分に還ってくることを知っているのです。執着せずに、手放すことで、愛が循環するのを感じているのです。
 さらに、私が繋がりをいただいているネイティブたちは、聖なるものには値段が付けられないとして、経費以外のお金を要求せずにドネーションを使います。大いなるものが私たちに提供してくれるものは兄弟姉妹みんなのものであり、換金できないことをよく理解しているからです。彼らはいつでも喜んで分かち合おうとしてくれます。

 私は長年、仕事として価値のあるものを提供しようとし、その対価として料金をいただいてきましたが、私の提供できるものを、できる範囲から、出し惜しみなく分かち合いたい気持ちが高まってきました。それは、心から信頼し、委ねるチャレンジでもあり、聖なるスピリットの声を聞き続けるだけの、幸せな実験でもあります。私が本当に所有するために、すべての人にすべてを与える必要があり、それをしていこうと思っています。自分の純粋性とつながり、より良いものを兄弟姉妹の皆さんと分かち合えるこのドネーション制に真理につながるヒントを感じています。まだすべてのセッションをドネーションにはできませんが、時間をかけ、皆さんと一緒に歩んでいけたらと思っています。

 セッションの料金としてではなく、ドネーションとして、ご自身が今後受け取りたいもの、循環させたいもの、HERPに与えたいものをお渡しください。交換ではなく、与え合い、受け取り合えたら最高です。繰り返し、与えていくことで、本当に受け取るためには、与える必要があったことを実感していただけると思います。そして、与えることは自分の中から失うことではなく、さらに拡大させることなのだということも。

 日本では全てのものに値段が付けられ、欲しいものは対価となるお金する《交換》というシステムの中にいます。相手の言う価格に納得できれば、交換は成立します。そこから離れ、「値段のないものに自分で値段を付けなければならない」となると、戸惑いますよね。しかも、対価としてではなく、自分が受け取りたい分を渡すとなると、思考が動いて迷います。
 でも、どうか、心に聞いてみてください。
あなたがどれくらい与えたいと思っているか。
そして、また受け取りたいと願っているか。
どれくらい、自分に愛を流していきたいか。


 愛は換金できないもの。聖なるものも換金できません。ただ、HERPで取り扱うものはそのどちらもなので、セッションを《分かち合うもの》とするためにも、ドネーション制を取り入れていきます。

 具体的に、これまでと違うところは、ご自身で決めた額をお渡し願いたいことと、経費がかかる場合は経費を含めてドネーションをお願いしたいこと(交通費や場所代、カフェでの場合のお茶1杯分)、それから(多分)気軽に受けていただけることです。電話やオンラインなど、必要に応じてお使いください。また、繋がりのある方で必要があるか違いましたら、どうぞご紹介ください。多くの人と優しいギブアウェイの幸せ感をシェアできればと思います。
 今後ともよろしくお願いいたします。

2021年1月吉日
HERP